啓示5-7章−子羊が第一から第六の封印を開く(11)第六の封印を開くと大きな地震が起こる

  イエスが第六の封印を開くと、大きな地震が起こり、太陽は黒くなり、月は血のように赤くなりました。また、天の星が地に落ちました。(啓示6:12,13)今回は、大きな地震が起こるという点について解説してみます。

(1)第六の封印を開くと大きな地震が起こった

 地震とは、文字通りの地震ではありません。啓示の書は、さまざまな事物をしるしで表現しています。(啓示1:1)それで、大小さまざまな国際紛争を「地震」と表現しています。

啓示の書の地震とは文字通りの地震ではなく比ゆ的な地震を意味する

 例えば、 啓示の書の中に、「人が地上に現われて以来起きたことのないような大地震」という言い回しがあります。(啓示16:16,18,19)この「地震」は、北の王の南の王に対する三度目の総攻撃を意味しています。(啓示16:16,18,19。なぜなら、この言いまわしは、イエスが言われた言葉、「世の初めから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないような大患難」という言葉を思い起こさせます。(マタイ24:21)

エスが予告された大きな戦争は・・・・

比ゆ的な地震を意味する

?さらにまた、その「大地震」の結果、大いなるバビロンが「神のみ前で思い出され」、「神の憤りの怒りのぶどう酒の杯を彼女に与える」結果になります。(啓示16:19)ぶどう酒を飲むとは、命を失うことを意味する事もあります。(イザヤ49:26)

 南の王は徹底的な敗北を喫し、神による復しゅうを経験します。また、他の国々の政権も倒れてしまいます。(啓示16:19)ですから、啓示16章の地震とは、北の王の南の王に対する三度目の総攻撃の大患難を意味しています。

 さらに、啓示の預言の「地震」が文字通りの地震ではないことは、その地震によって「太陽」や「月」や「星」のような政治や宗教の関係者たちに大きな変化が起きるということもそのことを示しています。(啓示6:12,13)

 また、比ゆ的な地震が起きると、国家や政府が倒れたり、分裂したりして、大勢の死者が生じます。(啓示11:13;16:19,20)こうしたことを総合的に考えると、啓示の書の地震とは、文字通りの地震ではなく国際紛争や軍事紛争、また、政治的な変動などを意味すると言えます。

 第六の封印が開かれる結果生じる地震は、聖書の中で言及されているどの国際紛争なのでしょうか。その国際紛争に際して、「地の王たち,高位の者たち,軍司令官たち,富んだ者,強い者,すべての奴隷また自由人」が、「身を隠し」、「山と岩塊」に、「み座に座っておられる方の顔から,また子羊の憤りからわたしたちを隠してくれ。彼らの憤りの大いなる日が来たからだ。だれが立ちえようか」と言います。(啓示6:15-17)

 すべての人がそのように言うということは、その地震国際紛争は、北の王の南の王に対する三度目の攻撃の時ではないかと思います。その時期にならなければ、その国際紛争が神と子羊の憤りの大いなる表明であると認識できないのではないかと思います。

 聖書預言が成就していき、北の三度目の攻撃の時になってやっと、多くの人々は、自分たちがのっぴきならない状況に置かれていることを気づくことになるのではないかと思います。

 それで第六の封印が開かれる時に、大きな地震が起きるとは、大患難が起きる事を意味しているのではないかと思います。

  なぜなら、その地震の時に、世の一般社会のあらゆる階層の人々が山に、つまり、政府や宗教に保護を求めることになるからです。このことは、後ほど、考慮しますが、人々は、神とイエス・キリストの怒りを恐れて、政治や宗教、とりわけ、真のキリスト教に助けを求めるようになるようです。

 一番、賢明な事は、エホバ神とイエス・キリストの怒りを被らないようにすることです。そのためには、戦闘を避けて、山に逃れて、農業のような平和的な業務に携わるのが賢明です。